こんにちは。
最近ぼうやの睡眠が短くなったり、ハイハイでどこまでもいくのを追いかけたりと、あまり時間が取れず書けずにいました。
今日は初めて雑記のようなものを書いてみます。
タイトルにあるように、育児と仕事どちらが大変なのか?
それぞれの大変なところと、良いところとを自分なりに考えてみました。
よかったらお付き合いください^ ^
育児の方が楽だと言われた話
私は今年出産をして、そこから毎日ワンオペで育児をしています。
生後一ヶ月目くらいまでは、旦那も育児に対してわりと協力的でした。
旦那は知的好奇心旺盛で、新しいことはなんでもやってみたい、ただすぐに飽きてしまうタイプです。
(例:ポケモンカードにはまり、10000円近く買い漁るも1週間でやめる、など)
恐れていた通り、育児でも同じでした。
はじめは、「ミルク作りたい、あげたい!」「おむつ替えてみたい、教えて!」「抱っこしたい!」「寝かしつけしたい!」「夜泣きもみたい!」
やってみたいのオンパレードで、おや?意外とイクメンになっちゃう?なんて期待をしたものです。
ところがどっこい、日を追うごとに徐々になにもしなくなって、おむつにうんちをする音がしたら、「うんち出てるよ」とパスするように。
そして生後二ヶ月に入る頃に、完全にワンオペになるきっかけがありました。
生後二ヶ月すぎまで、夜寝る前最後の授乳のときのみ母乳をあげたあとミルクを足していたのですが、
母乳→ミルクをなるべく時間をおかずにあげた方がいいと言われたため、私が母乳をあげてるときにミルクをつくってほしいと旦那さんにお願いしました。
それが旦那さんにスイッチを入れました。
言われたのは
「俺は仕事をしてるんだ、仕事のほうが大変だ。育児なんか楽なんだから一人でこなせ。俺は基本手伝わない。」
産後2ヶ月の私、撃沈。
悲しいやらイラっとするやら、育児だって大変だし!って反論したい気持ちやらで、喧嘩にはならなかったものの悔しい気持ちでした。
半年近くたった今でも、産後の恨みといいますか、引きずっています。
ですが最近になって、そうは言われたけど育児と仕事ってどっちが大変なのかな…?とぼんやり考えるようになりました。
育児の大変さ
育児って、ひとつひとつのタスクはそんなに難しいことではないと思います。
おむつ替え、授乳、沐浴、寝かしつけ(幸いまだ夜泣きがほとんどないので助かっていますが…)など、不器用な私でもできますし、すごく頭を使うわけではありません。
でもなんでこんなに毎日疲弊しているのか。
それは、休みのない長時間労働、先の見えない予定、我が子だからこその心配、だと思います。
子育てを仕事に例えると、『長距離ドライバーをしつつ、時々シール貼りの内職や自転車でのポスティングをする、それを24時間続ける仕事』。
いわゆる商談や会議などの頭をフル回転させる業務はないけれど、絶え間なく色んな仕事が飛び込んでくる。たとえどんなに寝ていなくても!
休憩や寝る時間ももらえるけれど、「20時から1時間休憩」とあらかじめ予定が決まってるわけでなく、急に「今から休憩どうぞ、何分休憩とれるかはわからないけど、出てきてほしい時に呼びますね」と言われるようなもの。
全然休まらない…。
そして一歩間違えれば我が子の身体に不利益をもたらさないか心配もつきまといます。
特に私は心配性だったので、たとえば子どものぴくっという動きをみてはけいれんを心配し、せっかくもらった休憩時間もそれについてネットで調べるような日々。
ほぼ四六時中子どものことを考えていたと思います。
休みのない、でも気の抜けない労働、これが私にとって育児の大変さの際たるやでした。
育児をしていて良かったこと
我が子の成長を間近で見られること、可愛い瞬間をたくさん見られること、これに尽きると私は思っています。
初めての寝返り、おすわり、いびつなハイハイ…
育休というかたちでずっと子どもと過ごしていなかったら、その初めては見られなかったかもしれない。この可愛らしい表情はみられなかったかもしれない。
そう思うと、育児というかけがえのないものをさせてもらってることに感謝できるようになりました。
仕事の大変さ
これはその仕事によるとは思いますが、育児との違いでいえば責任が重たいこと、人間関係が絡むことが大きいかと思っています。
私は看護師として働いていましたが、特に病棟で働いていた時は人の命を預かって医療行為をしているということで常に緊張感がありました。
患者家族への対応も、粗相があってはいけないですし気が張る場面も多かったです。
また、いわゆるお局的な存在もいましたし、教育指導した後輩もいました。その中で人間関係に悩むことも多々ありました。
私の旦那さんは営業をしていますが、お客様に対して粗相があってはならないという緊張感や、お金が絡むことへの緊張感、職場での上下関係もあるだろうし、頭を下げなきゃいけないこともあると思います。
また、昇進などのプレッシャーもあるのではと思っています。
どの職業にしてもいえることだと感じています。
仕事をしていて良かったこと
育休に入った私が思う仕事の良いところは、自分が社会と結びついている感覚があるところです。
自分が何かをすることで対価としてお金をもらえる、誰かに認めてもらえる、対人間とコミュニケーションがとれる。
育児はやって当たり前のようなところもあり褒められたり認められたりするものではないけれど、仕事は他者から評価される。
特にコミュニケーションって大事だと思います。
それが上司であれ、部下であれ、お客様であれ、誰かと1日のうちで少しでも会話するということは社会との結びつきを感じることにつながると思います。
結局どちらが大変なのか
月並みな意見にはなりますが、
「どちらも大変。」
これにつきます。
なにより、大変、というより辛いのは、パートナーに自分のやっていることの大変さを認めてもらえない、労ってもらえないことかなと。
正直私も、「毎日一人で育児してる自分は大変だ」という気持ちに取り憑かれて、同じく「毎日仕事をしている旦那さん」を労ってこなかったと反省しています。
育休だから育児をすること。
育休をとっていないから仕事をしていること。
どちらも当たり前のようであって、当たり前じゃないこと。
私が無性に悲しかったのも、育児は楽だしやって当たり前と言われたからなんですよね。
相手の立場に立って、とかよく言われるけどそれって本当に難しいことです。
でも難しいで片付けずに、相手が当たり前のようにしてくれていることにまずは感謝して労ってみようと思いました。
自分も旦那さんも、これを読んでくださった皆様も、毎日本当にお疲れ様です。
今日も、育児、仕事、家事、何をしてようとすごいこと!
とりとめもなくなりましたが、このへんで(^^)